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合宿で二種免許を取ろうと思ってプランを見比べていて、『この料金、どこまで入っているんだろう』と手が止まっている方も多いはずです。
結論から言うと、二種免許の合宿費用は「料金に何が含まれているか」と「持っている免許で決まる時限」で比べるのがいちばん確かです。
この記事を読むと、合宿プランの料金表で見るべき項目と、あとから追加になりやすい費用が分かります。
二種免許の合宿費用は何で決まる?
二種免許の合宿費用は、教習の時限数、泊まる日数、料金に含まれるものの3つで決まります。教習所や時期で料金が違うので、金額の大小より中身をそろえて比べるのが近道です。
『安いプランを選べばいいんでしょ?』と思いますよね。
ただ、合宿の料金は教習所ごと・時期ごとに違い、公的な相場もありません。表示された金額が安くても、宿や食事が別になっていて、結果的に高くつくこともあるんです。
| 費用を決めるもの | 何で変わるか | 確かめる所 |
|---|---|---|
| 教習の時限数 | 取りたい二種と持っている免許 | 道路交通法施行規則の別表第四 |
| 泊まる日数 | 時限数と1日に受けられる上限 | 教習所のプランの日数 |
| 料金に含まれるもの | プランの設定 | 教習所の料金表と説明 |
| 入校する時期 | 教習所の料金設定 | 料金表の時期別の欄 |
| 卒業後の手数料 | 住んでいる都道府県 | 警察の案内 |
合宿で取れる二種は3種類
二種免許の正式名は第二種運転免許で、大型二種・中型二種・普通二種・大型特殊二種・けん引二種の5種類があります(道路交通法第84条)。
このうち指定教習所の教習時限が法令にあるのは、大型二種・中型二種・普通二種の3つです。大型特殊二種とけん引二種は試験場での受験が基本なので、合宿のプランを探す前に、取りたい二種がどれかを確かめておきましょう。
合宿と通学の違いそのものは、二種免許の合宿教習|通学との違いと向いている人で紹介しています。
合宿料金に含まれるもの・含まれないもの
合宿の料金は、教習料だけでなく宿泊や食事を含めた形で示されることが多いです。ただ、どこまで含むかはプランで違うので、項目ごとに確かめる表を作っておくと迷いません。
ここが、この記事でいちばん大事なところです。
二種免許の合宿費用を比べる時は、次の表の右の列を、プランごとに埋めてみてください。
| 確かめる項目 | よくある扱い | 料金表で見ること |
|---|---|---|
| 技能教習・学科教習 | 基本の時限は含まれる | 自分の持っている免許の欄か |
| 宿泊 | プランに含まれることが多い | 部屋のタイプで料金が変わるか |
| 食事 | 含まれるプランと別のプランがある | 1日何食か、休日の食事はどうか |
| 追加の技能教習 | 別料金のことがある | 延長しても追加がかからない保証の有無 |
| 延泊した時の宿泊費 | 別料金のことがある | 保証の範囲に宿泊が入るか |
| 卒業検定の受け直し | 別料金のことがある | 検定料と延泊の扱い |
| 往復の交通費 | 一部を出すプランもある | 上限や条件 |
| 試験場の手数料 | 含まれない | 卒業後に自分で払う |

比べる時は「自分が払う総額」で並べる
プランを見比べる時は、表示の金額に、含まれていない食事や交通費、試験場の手数料を足した「自分が払う総額」で並べてみてください。表示が安いプランと高いプランの差が、思ったより小さくなることもあります。
『比べるのが面倒だな』と感じたら、候補を2〜3か所に絞ってから表を埋めるだけでも十分です。
追加になりやすいのは「延長」と「延泊」
合宿は日数が決まっているぶん、決められた時限で終わらないと延泊になります。時限数は、技能の修得状況に応じて延長するものとされています(別表第四)。
卒業検定も同じです。第二種の卒業検定は80パーセント以上で合格で(施行規則第34条)、不合格なら1時限以上の技能教習を受けてから次の検定に進みます。
『運転には自信があるから大丈夫』と思う方もいますよね。ただ、二種ではお客さんを乗せる前提の停車や発進まで見られるので、保証の範囲は確かめておくと安心です。
- 料金に含まれる宿泊と食事の範囲を確かめる
- 追加教習と延泊の費用がかからない保証があるかを確かめる
- 卒業検定を受け直す時の料金を確かめる
- 往復の交通費の扱いを確かめる
- 入校日ごとに料金が変わるかを確かめる
卒業後に試験場で払う手数料は別
合宿で卒業しても、免許証は住んでいる都道府県の試験場で受け取ります。卒業すると技能試験は免除されますが、適性試験と学科試験は試験場で受けます(警視庁の案内)。
このときの手数料は、警視庁の場合4,150円です(受験料1,800円、免許証交付料2,350円)。合宿の料金とは別に用意しておきましょう。
時期で料金が変わる仕組みと、安く取る考え方
合宿のプランは、入校する時期で料金を分けている教習所があります。料金表に時期別の欄があるかを確かめ、自分の予定と合わせて選ぶのが基本です。
『二種免許の合宿で安い時期はいつ?』というのは、いちばん多い疑問ですよね。
時期による料金の差は教習所が決めているもので、全国共通の決まりはありません。だからこそ、気になる教習所の料金表で、入校日ごとの金額を並べて見るのが確かな方法なんです。
| 安くする考え方 | やること | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| 入校時期を選ぶ | 料金表の時期別の欄を比べる | 仕事の休みと合うか |
| 時限を減らす | 持っている免許で取れる最短の組み合わせを選ぶ | 必要な免許の種類を先に決める |
| AT限定を選ぶ | AT普通二種なら時限が少ない場合がある | MT車を運転できない |
| 給付金を使う | 合宿コースが指定講座かを確かめる | 雇用保険の加入期間などの条件 |
| 会社の制度を使う | 応募先の取得支援を確かめる | 在籍の決まりなど会社ごとの条件 |
日数は「1日の上限」で決まる
合宿の日数は、時限数と1日に受けられる技能教習の上限で決まります。教習で使う車を運転できる第一種免許を持っている人は1日4時限、それ以外の人は1日3時限(基本操作及び基本走行は2時限)までです(施行規則第33条)。
例えば普通免許だけで大型二種を取る場合、大型車を運転できる第一種免許が無いので、1日の上限は3時限です。時限が多く上限も低いので、日数と宿泊費がかさみやすい組み合わせなんです。

休みの取り方も費用のうち
合宿の費用には、料金表に出てこない「休み」の分もあります。合宿の期間に加えて、戻ってから試験場へ行く日が要るからです。
例えば有給休暇を合宿の日数ぴったりで取ると、試験場に行く日を別に作ることになります。試験場は平日だけ受け付けているところもあるので(警視庁は平日のみ)、休みの申請は1日分の予備を足しておくと楽ですよ。
厚生労働省の資料では、特定一般教育訓練の指定講座に大型二種69講座・普通二種49講座があります(令和8年10月1日時点)。合宿のコースが対象かどうかは、講座検索システムで確かめてみてください。条件は二種免許に使える給付金にまとめています。
普通二種・中型二種の合宿は時限が短め
普通二種と中型二種は、持っている免許によっては時限がかなり短く済みます。合宿の日数が短ければ、宿泊の日数も少なくなります。
| 取りたい二種 | 持っている免許 | 技能教習 |
|---|---|---|
| 普通二種(MT) | 普通免許・準中型・中型・大型免許 | 3+9=12時限 |
| 普通二種(MT) | AT普通免許 | 3+13=16時限 |
| AT普通二種 | 普通免許・AT普通免許 | 3+9=12時限 |
| 中型二種(MT) | 中型免許・大型免許 | 8+9=17時限 |
| 中型二種(MT) | 普通免許 | 12+15=27時限 |
学科教習は、普通免許などを持っている人で17時限です。第二種の学科には応急救護処置の教習が6時限入っているので、合宿の時間割にはこの分も組まれます。
大型二種免許の合宿費用は持っている免許で大きく変わる
大型二種免許の合宿費用は、持っている免許によって時限が17時限から37時限まで変わります。合宿の日数も料金も、この差に引っぱられます。
『大型二種免許の費用を合宿で抑えたい』という方は、まず自分の時限を確かめてみてください。別表第四の技能教習の時限です。
| 持っている免許 | 大型二種の技能教習 |
|---|---|
| 大型免許 | 8+9=17時限 |
| 中型免許 | 10+13=23時限 |
| 中型(8トン)限定免許 | 12+16=28時限 |
| 準中型免許 | 13+16=29時限 |
| 普通免許 | 15+18=33時限 |
| AT普通免許 | 19+18=37時限 |
| 普通二種 | 15+13=28時限 |
例えば大型一種を持っていて路線バスの運転士を目指す場合、技能教習は17時限です。普通免許からの33時限と比べると、合宿の日数も短く組まれていることが多いはずです。
大型二種免許の合宿で安いプランを探す時も、まず自分の欄の料金を見て、そのうえで含まれるものをそろえて比べるのが近道です。合宿プランの選び方は、大型二種免許の合宿|期間と費用の調べ方・選び方でくわしく紹介しています。
自分で払う前に会社の制度も見ておく
バス会社の中には、普通免許などを取って3年以上の人を採用し、条件つきで大型二種を取らせる制度を設けているところがあります(日本バス協会の案内)。合宿の費用を自分で払う前に、応募先の制度を確かめる価値はあります。
会社の採用ページに直接応募したり、ハローワークで探したりする方法もあります。取得支援のある求人を見比べたい方は、ドライバー向けの転職サービスに相談する手もあります。
二種免許ドットコム
二種免許を活かした転職を考えている方へ
タクシーやバスの会社には、入社後に二種免許の取得費用を負担する制度を設けているところもあります。会社ごとに条件が違うので、ひとりで求人票を見比べるのが大変な時は、ドライバー向けの転職支援サービスで相談できることをまとめました。
無料ドライバー転職サービスの選び方を見る受験資格・試験・手数料は法令や都道府県で変わることがあります。最新の情報は警察の運転免許の案内と各教習所・各社の公式サイトで確認してください。
よくある相談
二種免許の合宿費用について、よく寄せられる相談を3つ選んで答えます。
キャンペーンで安い合宿は、宿泊や食事も込み?
大型二種の合宿でキャンペーン価格がかなり安く、宿泊代や食事代も含まれているのか不安という相談です。
含まれる範囲はプランによって違います。宿泊と食事の範囲、延泊した時の扱い、交通費の条件を、申し込む前に教習所に聞いてみてください。
合宿で卒業した後、試験場では何をするの?
大型二種を合宿で取り、卒業検定に合格した後の流れを知りたいという相談です。
住んでいる都道府県の試験場で、適性試験と学科試験を受けます。
学科試験は95問で、90パーセント以上で合格です(大阪府警察の案内)。警視庁の場合、手数料は4,150円です。
いちばん安く通える教習所はどこ?
大型二種を取りたくて、いちばん安い教習所や合宿を知りたいという相談です。
料金は教習所や時期で変わるので、一つに決めることはできません。持っている免許の欄の料金と含まれるものをそろえて、2〜3か所を並べて比べてみてください。
よくある質問
二種免許の合宿費用には何が含まれますか?
教習料に加えて、宿泊や食事を含むプランが多いです。ただ、追加教習や延泊、交通費の扱いはプランで違うので、料金表と説明で確かめてください。
二種免許の合宿が安い時期はありますか?
入校する時期で料金を分けている教習所があります。全国共通の決まりは無いので、気になる教習所の料金表で時期別の金額を比べてみてください。
合宿の料金のほかに必要なお金はありますか?
卒業後に試験場で払う手数料があります。警視庁の場合は4,150円です。往復の交通費や、保証の範囲外の延泊・追加教習も別にかかることがあります。
合宿で取ると、試験の基準がゆるくなりますか?
なりません。教習の時限も、卒業検定の80パーセント以上という合格基準も、通学と同じです。違うのは日程の組み方と、泊まる場所です。
大型二種の合宿は、持っている免許で料金が変わりますか?
変わります。大型免許からなら技能教習は17時限、普通免許からなら33時限で、合宿の日数も料金もこの差に引っぱられます。
まとめ
- 二種免許の合宿費用は、時限数・泊まる日数・含まれるもので決まる
- 料金に含まれるものを項目ごとにそろえてから比べる
- 追加になりやすいのは延長と延泊、卒業後の試験場の手数料は別
- 安い時期は教習所ごとに違うので、料金表の時期別の欄で確かめる
- 大型二種は持っている免許で技能教習が17時限から37時限まで変わる





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