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二種免許に興味はあるけれど、『もう50代だけど今から取れるの?』『まだ19歳だけど受けられる?』と、年齢が気になっている方も多いはずです。
結論から言うと、二種免許は原則21歳から受けられ、特例教習を受ければ19歳からでも受けられます。そして、法律上の年齢の上限はないんです。
この記事を読むと、二種免許の年齢の決まりと、40代・50代・60代から取る時に確かめておくことが分かります。
二種免許は何歳から取れる?受験資格の年齢
二種免許(第二種運転免許)の受験資格は、原則21歳以上です。ただし、受験資格特例教習を修了した人は19歳以上で受けられます(道路交通法第96条)。
『普通免許は18歳からなのに、二種は違うの?』と思いますよね。
二種免許は、お客さんを乗せて運ぶ運転に使う免許なので、年齢に加えて運転の経歴も求められます。受験資格の年齢と経歴をまとめてみました。
| 免許 | 年齢 | 運転の経歴 |
|---|---|---|
| 普通二種・中型二種・大型二種 | 21歳以上 | 普通免許などを受けていた期間が通算3年以上 |
| 大型特殊二種 | 21歳以上 | 同上 |
| けん引二種 | 21歳以上 | 同上に加えて、けん引免許を持っていること |
| 特例教習を修了した場合 | 19歳以上 | 期間が通算1年以上 |

経歴の「3年」も年齢と同じくらい大事
運転の経歴は、大型・中型・準中型・普通・大型特殊免許のいずれかを受けていた期間で数えます。免許停止の期間は除かれます。
例えば18歳で普通免許を取った人は、通算3年がたつ21歳で、年齢と経歴の両方がそろう計算です。受験資格のくわしい確かめ方は、二種免許の取得条件|年齢・運転経歴・視力など受験資格の確認で紹介しています。
一種免許の年齢との違い
参考までに、一種免許の年齢の決まり(第88条)も並べておきます。普通免許・準中型免許は18歳、中型免許は20歳、大型免許は21歳からです。
中型と大型の一種は、政令で決められた教習を受けた人なら19歳から受けられます。二種免許は、これらの一種免許よりも経歴の決まりが加わる点が違います。
二種免許は何歳まで取れる?年齢の上限はない
道路交通法の受験資格(第96条)や年齢の欠格(第88条)には、下限の年齢はありますが上限はありません。40代でも50代でも60代でも、受験資格を満たし、試験に合格すれば二種免許を取れます。
『60代からだと、さすがに受けられないのでは?』と心配になりますよね。
実は、法律の上では何歳でも受けられるんです。ただし、仕事として使う場合は、会社の採用の年齢や定年の決まりが別にあります。
免許証の有効期間は年齢で変わる
二種免許の免許証の有効期間は、一種免許と同じ決まりです(道路交通法第95条の6)。優良運転者・一般運転者の場合、70歳未満は5回目の誕生日から1月を経過する日まで、70歳は4回目、71歳以上は3回目までです。
つまり、年齢が上がると更新の間隔が短くなります。更新の流れは、二種免許の更新|有効期間・失効した時・一種への切り替えで紹介しています。
働いている人の年齢
厚生労働省の job tag(令和7年賃金構造基本統計調査を加工)では、タクシー運転手の平均年齢は56.8歳、路線バス運転士は56歳とされています。その職業だけの統計とは限りませんが、中高年の人が多く働いている仕事です。job tag には、個人タクシーの事業者の平均年齢は64.5歳(2025年4月時点)という記載もあります。
job tag には、女性や高齢の就業者が増えていることから、短時間勤務の制度を採用したり健康管理に力を入れたりする事業所もあると書かれています。
40代・50代・60代から取る時に確かめること
法律に上限がなくても、年代によって確かめておきたいことは変わります。特に50代・60代からは、取ったあとに働ける期間を考えて、会社の採用条件と定年を先に見ておくのが近道です。
『自分の年代だと、何に気をつければいいの?』という方のために、年代ごとの確認表を作りました。
| 年代 | 適性試験 | 会社の採用条件 | 定年・働ける期間 | 取り方の考え方 |
|---|---|---|---|---|
| 40代 | 視力・深視力の基準を確かめる | 養成制度の対象の年齢を見る | 長く働ける前提で選べる | 養成制度も自分で取る道も選びやすい |
| 50代 | 深視力を一度測ってみる | 採用の年齢の上限を求人票で見る | 定年と再雇用の決まりを聞く | 会社を決めてから取ると無駄が少ない |
| 60代 | 視力・深視力・聴力の基準を確かめる | 採用している会社を先に探す | 定年後の働き方の決まりを聞く | 働き先の見通しを立ててから取る |

適性試験の基準は年齢に関係なく同じ
二種免許の適性試験の基準は、道路交通法施行規則第23条で決められています。視力は両眼0.8以上かつ一眼それぞれ0.5以上(眼鏡などで矯正した視力を含む)です。
深視力は、2.5メートルの距離で3回測った平均の誤差が2センチメートル以下が基準です。聴力は、10メートルの距離で90デシベルの警音器の音が聞こえることとされています。深視力の検査の受け方は、二種免許の深視力検査とは?基準と検査の受け方で紹介しています。
50代・60代は「会社を決めてから」が安心
自分で教習所に通って取る場合、時間もお金もかかります。取ったあとに採用してくれる会社が見つからないと、せっかくの免許を活かせません。
そこで、先に求人を見て、採用の年齢や定年を確かめてから取り方を決めるのが安心です。
面接や問い合わせでは、こんなふうに聞いてみてください。
「定年は何歳で、そのあとも働き続けられる制度はありますか」
「50代で入社した方は、今どんな勤務をされていますか」
養成制度のある会社に入れれば、入社後に取る道もあります。
取る種類で教習の時間が変わる
年代に関係なく、どの二種免許を取るかで教習の時間は大きく変わります。例えば普通免許(MT)を持つ人が指定教習所で取る場合、技能教習は普通二種なら12時限、大型二種なら33時限です(施行規則 別表第四・1時限50分)。
『大型二種は時間がかかりそうで迷う』という方は、まず目指す仕事に合う種類を決めてみてください。タクシーなら普通二種、路線バスなら大型二種が基本です。
雇用保険に入っている期間が長い方は、教育訓練給付で費用の一部が戻ることもあります。対象かどうかは二種免許に使える給付金で確かめられます。
- 求人票で採用の年齢の条件を読む
- 定年と、定年後の再雇用の決まりを聞く
- 視力・深視力の基準を満たせるか確かめる
- 勤務形態(日勤・隔日勤務)を選べるか聞く
- 養成制度の対象の年齢を確かめる
19歳・20歳で取りたい人は特例教習
2022年(令和4年)5月13日から、受験資格特例教習を修了すると、19歳以上で普通免許などの期間が通算1年以上あれば二種免許を受けられるようになりました(警察庁の案内)。
『高校を出てすぐ運転の仕事をしたい』という方もいますよね。
特例教習には、年齢の特例のための教習(7時限以上)と、経験年数の特例のための教習(29時限以上)があります。実施している教習所は、都道府県警察の窓口で確かめられます。
若年運転者期間の決まりに気をつける
年齢の特例で取った場合、本来の年齢(二種・大型は21歳、中型は20歳)になるまでは「若年運転者期間」になります。この期間に違反点数の合計が3点以上になると(1回の違反で3点の場合を除く)、若年運転者講習(9時間)を受けなければなりません。
講習を受けないと、年齢の特例で取った免許が取り消されます。くわしくは受験資格特例教習とは|19歳・経験1年で二種免許を受けるにはで紹介しています。
「19歳になればすぐ二種免許を受けられる」と思いがちですが、特例教習の修了が前提です。受験の時には、特例教習の修了証明書が必要になります(警視庁の案内)。
よくある相談
年齢についての相談は、60代から取れるか、50代で取って再就職に役立つか、年齢的に難しくないか、の3つに集まりがちです。内容をまとめた形で紹介します。
63歳、試験場で直接受けて何回くらいで取れる?
『63歳で毎日運転している。試験場で飛び込みで二種免許を取りたいが、何回くらいで取れるか』という相談です。
何回で合格できるかは人によって違うので、回数の目安は言えません。ただ、試験場の技能試験の合格基準は、第二種では80パーセント以上と、第一種の70パーセント以上より高めです(施行規則第24条)。
試験場で受けて合格したあとは、旅客車講習(6時間)と応急救護処置講習(6時間)を受けてから免許証が交付されます(神奈川県警の案内)。試験場で受ける流れは二種免許の一発試験で紹介しています。
51歳、定年後の再就職のために取っておくべき?
『51歳の事務職。定年後の再就職に有利になるなら大型二種を取っておきたい』という相談もよくあります。
先に取っておけば、応募できる求人は広がります。一方で、取ったあとに働く会社の採用年齢も関わるので、気になる会社の求人票を先に見ておくのがおすすめです。
53歳、二種免許を取るのは難しい?
『53歳だけど、二種免許は難しいのか』という相談です。年齢を重ねると、試験そのものに不安を感じますよね。
学科試験は95問で、合格基準は90パーセント以上です(大阪府警の案内)。技能試験は80パーセント以上で合格です。年齢で基準が変わることはないので、苦手なところを教習で練習しておきましょう。
年齢を活かした仕事の探し方
タクシーやバスの会社には、勤務形態を選べる会社や、短時間勤務の制度がある会社もあります。年齢だけで諦めず、自分の体力や生活に合う働き方を探してみてください。
『年齢で断られるのが怖くて、なかなか応募できない』という方もいますよね。
まずは、求人票で採用の条件を読み、いくつかの会社を比べてみるのが近道です。年代や未経験からの考え方は、未経験からタクシー・バス運転手へ|年齢・ブランクの考え方でも紹介しています。
ひとりで会社を比べるか、相談先を使うかも考えておきたいところです。年齢の条件に合う会社を探すのが大変な方は、ドライバー向けの転職サービスに相談すると、条件を絞って求人を紹介してもらえることもあります。
二種免許ドットコム
二種免許を活かした転職を考えている方へ
タクシーやバスの会社には、入社後に二種免許の取得費用を負担する制度を設けているところもあります。会社ごとに条件が違うので、ひとりで求人票を見比べるのが大変な時は、ドライバー向けの転職支援サービスで相談できることをまとめました。
無料ドライバー転職サービスの選び方を見る受験資格・試験・手数料は法令や都道府県で変わることがあります。最新の情報は警察の運転免許の案内と各教習所・各社の公式サイトで確認してください。
求人の探し方の全体像は、二種免許を活かす転職|ドライバー求人の探し方にまとめています。
よくある質問
二種免許は何歳から取れますか?
原則21歳以上で、普通免許などを受けていた期間が通算3年以上必要です。受験資格特例教習を修了すると、19歳以上で期間が通算1年以上でも受けられます。
二種免許は何歳まで取れますか?
道路交通法には年齢の上限はありません。ただ、仕事として使う場合は、会社の採用年齢や定年の決まりがあるので、求人票で確かめてください。
60代から二種免許を取っても働けますか?
採用している会社があれば働けます。採用の年齢や定年後の再雇用の決まりは会社ごとなので、取る前に求人を見ておくのが安心です。
40代から大型二種免許を取るのは遅いですか?
法律上は遅すぎることはありません。job tag では、路線バスの会社に大型二種の取得を支援する企業が増えていると説明されているので、自分で取る道と会社の支援で取る道を比べてみてください。
年齢によって試験の基準は変わりますか?
変わりません。適性試験の視力・深視力・聴力の基準も、学科・技能試験の合格基準も、年齢に関係なく同じです。
まとめ
- 二種免許の受験資格は原則21歳以上・経歴通算3年以上
- 特例教習を修了すると19歳以上・経歴通算1年以上で受けられる
- 法律上、年齢の上限はない
- 50代・60代からは、会社の採用年齢と定年を先に確かめる
- 適性試験や合格基準は年齢に関係なく同じ





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